ヴェルサイユ宮殿散策日記

旅先で出会ったハープたち

フランス王朝最盛期の1680年代、太陽の王と呼ばれたルイ14世が建設を始めたヴェルサイユ宮殿。豪華絢爛な宮殿と、広大な素晴らしい庭と、可愛らしい離宮と、どこを見てもどこで過ごしても、とっても楽しいです。音楽が好きで、ハープを好んで弾いていたというマリー・アントワネットが住んでいた、離宮(トリアノン)にはハープがありました!

 

ヴェルサイユ宮殿への行き方

パリの中心地に泊まったホテルから、メトロと電車を乗り継いでヴェルサイユ宮殿に行きました。

 

ヴェルサイユ宮殿近くにある駅は複数あり、下の2つが候補があります。
  • RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)のC線に乗って、Versailles Château Rive Gauche(ヴェルサイユ=シャトー)駅で降りる
  • SNCF(国鉄)のN線に乗ってVersailles Chantiers(ベルサイユ シャンティエ)駅で降りる
※いずれの列車も、NAVIGOを使用できました。
今回は、ヴェルサイユ シャンティエ駅を利用しましたが、以前訪れた際は、ヴェルサイユ=シャトー駅を利用しました。
この2駅を比べると、ヴェルサイユ=シャトー駅の方がヴェルサイユ宮殿にだいぶ近いです。駅を出てすぐ目の前の道路を渡ると、そこには商店が並んでおり、その中にチケット売り場もあります。ただ、商店はいわゆるお土産、たとえば「I LOVE PARIS」のTシャツやエッフェル塔のミニチュアが置いてあるようなお店になります。
一方で、ヴェルサイユ・シャンテリー駅からの道すがらには、風情のあるお店が並んでいました。美味しそうなパン屋さん、素敵なアンティーク屋さんを覗きながら歩く道は、そこまで長く感じませんでした。アンティーク屋さんにはレコードもたくさんありました。
さて、しばらく歩いてヴェルサイユ宮殿内につくと、宮殿入り口は大変な混雑。入るまでにどれくらいかかるのか…。とりあえず、入口すぐそばにあった素敵なカフェで一息休みました。
カフェの窓から周囲の様子も窺えるし、ヴェルサイユ宮殿を眺めながら一息なんて、なんて贅沢!テーブルはゴールドで豪華絢爛かと思いきや、なんだかバランスが良いらしく、シックで素敵。トイレも素敵でした。

ヴェルサイユ宮殿の庭散策

ヴェルサイユ宮殿の宮殿内は、もちろん豪華絢爛でとても美しいのですが、庭園も本当に素晴らしいのです。初めてヴェルサイユ宮殿を訪れた際、一番印象に残ったのが庭でした。今回は、宮殿は非常に混んでいることですし、宮殿見学をスキップし、庭園とトリアノンでゆっくり過ごすことにしました。

敷地内の広大な庭園には巨大な貯水池があり、それを囲むようにして高木が並びます。並木道は馬車が通れるほどの幅がありました。

ヴェルサイユ宮殿の庭園。中心には大きな貯水池があります。

少し脇道にそれると、自分の背より高い木々が塀のようにずらり並び、迷路のように小道が入り組んでいる庭園になります。迷路を歩くと小さな噴水に巡りあったり、劇場が急に現れたり、芝生の庭が広がったり。

そこを、ザクリザクリと乾いた土と砂利を踏む足音を聴きながら無心で庭を歩くのは、とても豊かな時間でした。

私が訪れたのは、冬のはじまりと冬の終わりの2回だけ。どちらも、木には葉がほとんどなく、薄い茶色で彩られた景色でした。それはそれで、寂しげな雰囲気には風情があるのですが、瑞々しい葉が茂る初夏の頃はどれだけ美しいのだろう。また行ってみたいと思っています。

マリー・アントワネットのハープがあるトリアノンへ

マリー・アントワネットが好んで暮らしていたと言われる小トリアノンを散策しました。ちなみに、ハープは18世紀ヨーロッパ王侯貴族の間で“習い事”のひとつとしてもてはやされましたようで、マリー・アントワネットも好んで弾いていたんだとか。

ヴェルサイユ宮殿の王妃の寝殿でハープを演奏するマリー・アントワネット(1776年作/ゴーティエ・ダゴティ画)

ありました、ハープ。

ヴェルサイユ宮殿小トリアノンに飾られているハープ

トリアノンは、宮殿本体とはまた違った雰囲気で、牧歌的な景色が広がります。木々や可愛らしい建物を眺めながら、小川のそばの小道を歩きます。なお、広いお庭には、トイレが二つしかないので、要注意です。

ヴェルサイユ宮殿トリアノンの景色
ヴェルサイユ宮殿トリアノンのロバたち

小トリアノンの出入り口には、モンブランが有名なANGELINAがあります。建物の中でも休憩できますが、いい天気だったので、オープンテラスの席で一息つきました。
※ルーブル美術館内にも店舗がありましたが、そちらはぜひ行くべき。とっても素敵でした。

ちなみに、国際免許証があれば、庭園内をカートで移動できますが、一時間40€程度と結構高い。行きは徒歩で目的地の小トリアノンへ行き、帰りは庭園内を走るトロッコのようなバスで帰ることに。

ヴェルサイユのレストラン!

カフェのほかにも、レストランは三つありました。二件はカジュアル、一件はラグジュアリーなレストラン。私が好きなのはラグジュアリーな、厩舎を改装したような建物にあるレストランでした。
※個人的には…シャンティ城のレストランの方が好みかな~。
また行きたい!

 

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